キーボード最上段の「ファンクションキー(数字の頭にFが付いたキー)」を使い入力変換する方法です。文字種ごとに使用するキーが決まっているので入力文字をすべてカタカナにしたいとき、入力した英字をすべて大文字にしたい場合などに利用できます。入力した文字が変換されていても確定前なら、押したキーの該当文字種に変換されます。
文字種変換
「ファンクションキー」とは[F1][F2]…などFの後に数字が付いているキーをいいます。通常、入力文字種は入力する前に言語バーやキー操作で該当モードに切り替えて行いますが、入力したものを後から変更することもできます。文字を入力した状態(下線がある変換状態)で、以下の「ファンクションキー」を押すと文字種変換されます。
- [F6]→ 全角ひらがな
- [F7]→ 全角カタカナ
- [F8]→ 半角カタカナ
- [F9]→ 全角英数記号
- [F10]→半角英数記号
変換例
ローマ字入力でAあ Bこ Cそのキーを押すと「あbc」と表示されます。
[F9]を押すごとに「abc」→「Abc」→「ABC」と変換されます。[F10]キーを押すと同じように半角[abc]で表示します。
ローマ字入力で「PASOKONN」と入力すると「ぱそこん」と表示されます。この状態で[F7]キーを押すと「パソコン」に変換されます。「ぱそこん」の状態でスペースキーで変換しても「パソコン」にすることができます。
ローマ字入力では、入力する内容により押したキーと画面上の表示が一致しません。このためファンクションキーによる文字種変換が必須操作となります。