キーボードにない記号や特殊記号は、記号の読みを入力して変換表示する方法とIMEパッドを使った方法があります。
読みによる入力
かな漢字変換を利用して、読みを入力すると該当する記号が変換候補の中に表示されます。どのような読みにどのような記号が登録されいるかは使用している日本語入力システムの辞書により異なる部分かあります。
通常、「きごう」「まる」「しかく」「さんかく」「やじるし」「ほし」「かっこ」などは該当するJIS規格の記号が変換候補に表示されます。その他「かぶ」「でんわ」「ゆうびん」「すうじ」「おぷ」などがあります。思いついたものを一度入力して変換候補表示されるか試してみてください。



単語登録の機能を利用して、特定の記号に読みを振り、単語登録することもできます。
IMEパッド
Microsoft Office IME 2010言語バーのIMEパッドの文字一覧コード表を使い入力します。
▽ JIS規格の記号 ▽


JIS規格記号と機種依存文字
記号には「JIS規格記号」と「機種依存文字」があります。機種依存文字は「特殊記号」と呼ぶこともあります。JIS規格記号はコード表の中に正式に割り振られた記号ですので問題ありませんが、機種依存文字はコードの空き部分にメーカーが登録したものです。
現在、Windows機であればほぼ共通ですが、他のシステムでは正常に表示されませんので注意してください。メールやWebページなどネットワークのデータには使いません。また、携帯電話の絵文字も機種依存文字です。
上図では文字コード体系が「シフトJIS」になっていますが、「Unicode」などに切り替えるといろいろな記号が入力できます。ただし、相手側に同一の文字コードがないと、代替え処理がおこなわれ正常に表示されないときもあります。