mi09. 「英数記号」の入力操作

半角の英字・数字・記号の入力

直接入力モード

「直接入力モード」とは、日本語入力システムを利用しない（無効）で文字を入力モードです。パソコンの標準入力モードでの入力です。パソコン本来の文字入力モードは半角の英数記号です。

半角英数モード

日本語入力システムの「半角英数モード」でも半角の英数記号が入力ができます。こちらは日本語入力システムは有効（Ｏｎ）です。日本語入力システムの中にあるモードです。

全角の英字・数字・記号の入力

日本語入力システムを有効（Ｏｎ）にして、Microsoft -IME言語バーで入力モードを全角英数にします。言語バーの入力モードアイコンをクリックし表示されるメニューから［全角英数(L)］をクリックすると全角英数記号が入力できます。

言語バーで切り替える（全角英数記号／半角英数記号）

Microsoft -IME言語バーの入力モード表示の「A」や「あ」などをクリックします。入力モードのメニューが表示されます。表示されたメニューにある［全角英数］をクリックすると［全角英数］の左側にチェックが付き、言語バーの入力モード表示が「Ａ」に変わります。同様の操作で［半角英数］を選択すれば半角英数記号の入力ができます。

キー操作での入力

日本語入力システムを有効（Ｏｎ）にした状態で、Ｓｈｉｆｔ＋［無変換］キー押すと入力モードの表示が「Ａ」になり、全角の英数記号が入力できます。再度押すと表示は「_A」なり半角英数記号が入力できます。

Ｓｈｉｆｔ＋［無変換］キーは文字を入力する前に押す全角英数記号と半角英数記号の入力モードの切り替えになり、文字を入力してから変換可能状態のときに押すと、全角英数記号、半角英数記号に入力した文字を変換します。

大文字と小文字の入力

標準設定で日本語入力システムを起動した場合は半角の小文字英字入力になります。大文字入力するときは[Ｓｈｉｆｔ]キーを押しながら打ちます。大文字英字に固定する場合は[Ｓｈｉｆｔ]＋[CapsLock]キーを押します。キーボードのCapsLockランプが点灯します。また、言語バーの右端の[CAPS]ボタンが立体的になります。[Ｓｈｉｆｔ]＋[CapsLock]キーを押すたびに大文字と小文字が切り替わります。

数字入力

[CapsLock]キーによく似た名前の[NumLock]キーは数字固定入力モードのキーです。[NumLock]キーを押すとキーボードのNumLockランプが点灯し、テンキーで数字が入力できます。[NumLock]キーを再度押して解除すると数字は入力されず、テンキーに刻印されいる機能キーとして働きます。

ノートパソコンにはテンキー部がないものがあります。［Num Lock］キーを押すと、図赤枠内のキーが数字に変わります。

テンキー部はテンキーボード（テンキーパッド）というオプション機器として市販されいます。ノートパソコンではテンキーボード（テンキーパッド）のみを増設することも、通常のキーボードを接続して使うこともできます。ＵＳＢ接続のものが市販されています。

ローマ字入力での英数記号の入力

ローマ字入力での全角英字は、ロー文字読みに該当するもが自動的にひらがなに変換されてしまいます。対処方法は入力前、入力後それぞれ幾つかあります。

入力前

入力前は、前記のＳｈｉｆｔ＋［無変換］キー押して英数モードにして入力します。

入力後

入力後は該当のファンクションキーを押して変換します。［Ｆ９］は全角英数に、［Ｆ１０］は半角英数に変換されます。

通常の方法で入力できない英数記号

「~（チルダ）」と「＼（バックスラッシュ）」は通常の入力操作では入力できません。「~（チルダ）」を入力するには「~（チルダ）」が刻印されているキーではなく、Shift＋「^（カレット）」キーを使います。ひらがなの「へ」のキーです。最近のキーボードではこちらのキーに「~（チルダ）」の刻印があります。

　ただし、半角の「＼（バックスラッシュ）」はシフトJISコードにはありませんのでキー入力できません。「記号入力」や「文字変換」を利用します。「記号入力」はＦ１０キーを押すと[ひらがな入力]→[半角英数入力]→[コード入力]→[記号入力]とモードがトグルします。「文字変換」は「記号」と入力して変換すると各種の記号が変換候補として表示されます。

英数記号の呼び名

パソコンを利用すると出てくる英数記号の中には、日本の社会ではあまり使わないものがあり呼び名が分からない場合があります。
「~（チルダ）」、「^（カレット、ハット）」、「@ アットマーク」、
「_（アンダーバー、アンダースコアー）」　「*（アスタリスク）」
「/（スラッシュ）」、「＼（バックスラッシュ）」　「&（アンパサンド）」