マイクロソフト社の日本語入力システムは、Windowsに付属するMicrosoft-IME1つになりました。Windows10時代の前バージョンと現在Windows11に付属しているバージョンでは操作性がかなり異なります。このサイトのガイドではWindows10に付属していたものを基準にWindows11に付属してるのの変更点をガイドしてあります。
MicrosoftーIME(日本語入力システムについて)
Microsoft IME(マイクロソフト・アイエムイー)は、マイクロソフトが開発したインプットメソッド(IME)です。MS-IME(エムエス・アイエムイー)と略されることがあります。IMEは、Windowsのインプットメソッド全般の一般名称ですので、必ずしも日本語入力システムを意味するものではありません。

MS-IME エムエスアイエムイー

正式名称は「Microsoft Input Method Editor」です。略して「MS−IME(エムエスアイエムイー)」と呼びます。マイクロソフト社が開発している日本語入力ソフトで、基本ソフトのWindowsやMicrosoft Officeなどの製品に付属しているため一般の方が使用する日本語入力ソフトとして普及しています。
「MS-IME2002」
Windows XPには当初「MS-IME2002」が付属していました。「MS-IME2002」は従来のものとは異なり、「ナチュラルインプット(Natural Input)」と「スタンダード(Standard)」の2つのモードが用意されました。「ナチュラルインプット」は、マイクロソフトのOfficeソフト( WordやExcelなど)と連携するモードで、入力や変換操作を簡単にして使いやすくしたものです。ただし、「ナチュラルインプット」はマイクロソフトのOfficeソフト( WordやExcelなど)でしか利用できません。
「MS-IME2003」
その後、「MS-IME2002」は「MS-IME2003」にバージョンアップされ、マイクロソフト社のOffice2003をインストールするとIMEも「MS-IME2003」に切り替えられました。現在最も多くの一般ユーザーが使っている「MS-IME」です。
Windows VistaまたはWindows7では
最新版の「MS-IME」が付属され、「ナチュラルインプット(Natural Input)」と「スタンダード(Standard)」の2つのモードは廃止されました。また、Office2007をインストールすると「Microsoft Office2007 IME」がインストールされ切り替わります。
最新版の「MS-IME」と「Microsoft Office2007 IME」の違いは、「Microsoft Office2007 IME」は名前のとおり、「Office2007」の機能と連帯して入力ができるシステムです。