nw23. キーワード検索

  • 「キーワード検索」指示の基本
  • その他のキーワード検索指示
  • こんな指示方法もあります

検索サイトで検索をおこなう方法は幾つかありますが、検索語を入力して該当するWebページを探す「キーワード検索」と、階層化された分類をたどっていく「カテゴリー検索」が代表的なものです。一般ユーザーはどちらかの方法使う検索することになります。

検索サイトの検索語入力欄には意外な使い方があります。簡単な計算をしたり、通貨換算の計算をしたりすることができます。ただし、この機能は検索サイトにより内容が異なります。こうしたことがまったくできない検索サイトもあります。

「キーワード検索」指示の基本

「キーワード検索」では、指示入力欄に該当する思われるフレーズをスペースで区切り入力する「AND条件検索」が基礎になります。

AND条件検索

指示フレーズをすべて含むページを検索します。該当すると思われるフレーズをスペースで区切り入力指示します。スペースの区切りは半角/全角どちらでも差し支えありません。

[指示フレーズ1 指示フレーズ2]

OR条件検索

指示フレーズのどちらかを含むものを検索します。前後には半角または全角のスペースを入れて、指示フレーズを半角文字のOR(or)でつなぎます。

[指示フレーズ1 OR 指示フレーズ2]

AND条件検索は指示フレーズのすべてを含むものが対象になりますが、OR条件検索では、いずれか一つを含んでいれば対象になります。抽出が広範囲になるますが、類似情報や関連情報を探す場合には有効な方法です。

NOT条件検索

指示フレーズ2を含まない、指示フレーズ1を含むものを検索します。検索対象とするフレーズの後に半角のマイナス記号(-)を付けて、除外フレーズを指示します。

[指示フレーズ1 −指示フレーズ2]

異なる分野にも同一フレーズがある場合に有効です。ドライブはパソコン、車、スポーツなどいろいろ意味で使われます。キーボードはパソコン以外にも楽器としても使うフレーズです。[キーボード −楽器]で検索すると楽器のキーボードに関するものが除外されます。

複合語条件検索

フレーズに完全に一致するもののみを対象にする検索です。指示フレーズをダブルクォーテーションで囲みます。指示フレーズが複合語の場合に有効です。

[ ”指示フレーズ”]

部分不明条件検索

複合語の一部が不明のときにワイルドカードのアスタリスク(*)を指定できます。ただし、単独単語の一部は使用できません。

[ 日本 * 会議所 ]で検索すると「日本商工会議所」「日本青年会議所」などが検索できます。

その他のキーワード検索指示

基本となる条件指示はどの検索サイトでも利用できますが、ここで紹介するものは検索サイトにより利用できない場合もあります。

ファイル形式指定

[ filetype:ファイル形式 ]で指定形式のファイルのみ検索することができます。一般の方が利用するケースとしてはPDFファイルを探すときに利用できます。

キーワード検索の入力指示ができない場合は、「検索オプション機能」の中に「ファイル形式指定検索」がないか確認してください。

更新期間限定

[ datarange:期間]で、その時点から指定した期間内に更新されたページに限定されます。

キーワード検索の入力指示ができない場合は、「検索オプション機能」の中に「更新期間指定検索」がないか確認してください。

ストップ語の検索

「ストップ語」とはインターネットの検索上、あまりにも一般的、汎用的な用語を指します。膨大な量のページが対象になってしまい円滑な検索システムには障害となるものをいいます。どのような用語がストップ語になっているかは検索サイトで公表していません。

あまりにもつきなみな用語で検索されない場合は指示フレーズの前に半角のプラス[+]を付けてみてください。

こんな指示方法もあります

用語の意味や事項の内容を知りたいときは、指示フレーズに「とは」と付けて検索します。似ている事項や不確かな情報は指示フレーズに「らしい」と付けて検索します。指示フレーズに「とは」「どうなる」「さん」など付けて検索します。これらの用語付けない場合とは検索結果が異なります。

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