はじめて、パソコンを利用する一般ユーザーが、回線の接続からネットワークのセットアップ、パソコンのセットアップまで一人でやると一日がかりの作業になります。光回線導入とネットワークの設定は業者に依頼することをおすすめします。パソコンの購入店の購入時、契約プロバイダーの契約時であれば無料のところもあります。

独力でおこなう方はサポートセンターの連絡先を確認し、作業時間を十分にとれるように心がけてください。

Windowsパソコンネットワーク設定方法

ネットワーク設定には3つの方法があります。ひとつはWindowsの各ネットワーク・セットアップ・ウイザードを使いおこなう方法です。もうひとつはプロバイダや通信機器メーカーなどが機器に付属させている接続設定CDを使う方法です。

どちらの方法でも設定指示操作に間違いがなれば入力指示や選択指示に従って自動的に設定がおこなわれます。ただし、一般ユーザーがおこなう場合は、それぞれに以下のような問題もあります。

もうひとつの方法はプロバイダや販売店のセットアップサービスを使う方法です。

Windowsネットワーク・セットアップ・ウイザードでの設定

ウイザード形式で必要な指示をすれば自動的に設定されますが、Windowsの知識がないと、どのウイザードが何のネットワーク設定をおこなうのかが分かりません。また、選択指示内容や使われている用語が一般ユーザー向きではありません。このため、どれを選択するのか分からない場合や選択肢の内容は分かるが該当するものがないなどの問題も起きます。

一般ユーザーが自分でネットワーク設定をおこなう場合には、電話やWebサイトでのサポート・サービスが必須になります。通信機器メーカーやプロバイダのサポートWebサイトには、Windows XPで設定する場合、Windows7で設定する場合の詳しい説明があります。

プロバイダや通信機器メーカーの接続設定プログラム

通信機器を購入したり、レンタルすると該当機器を利用するネットワーク設定が自動的にできるCDが付属しています。最近は、一般ユーザーでも設定ができるようにいろいろな工夫がされています。必ずマニュアルをよく読んで、不明の点は契約プロバイダや該当機器メーカーのサポート・サービスでご確認ください。

接続設定やネットワークについてはプロバイダや機器メーカーのサポートサイトにも詳細な解説があります。ただし、パソコンをはじめて利用する方の場合はネットワークは接続されていませんのでほとんど役に立ちません。

ネットワークの接続設定サービス

パソコン・ネットワークの設定には「LAN」に関するもの、「インターネット」に関するもの、双方の連携に関するものの3つのケースがあります。さらに、これを利用するソフトウエア(WWWブラウザやメール)の設定も必要になります。また、マニュアルの説明や設定項目名に使われるネットワーク用語の問題もあり、一般ユーザーにとってネットワーク接続設定作業はやや敷居の高い作業になります。

プロバイダやメーカー、販売店によりパソコン・ネットワークの接続設定サービスをおこなっています。プロバイダでは新規申込時、販売店ではパソコン購入時に申込むと無料や割引になる場合もあります。新たにパソコンを購入する場合、新しくプロバイダに申し込む場合はネットワーク設定サービスがあるか確認してください。ある場合は利用することをおすすめします。

自分でやってうまくいかない場合は、個人宅訪問を対象としたパソコン・サポート・サービスを利用することもできます。サポート会社がおこなう訪問サービスですのでやや高めになりますが、ネットワークの接続以外にもいろいろなサービスがあります。

訪問サポートサービス

まず、ご自分の契約プロバイダまたは、ご使用パソコンのメーカーでおこなっていないか確認してください。個人宅訪問を対象としたパソコン・サポート・サービスを幾つが下記にあげてあります。下記は例で代表的なものとか有名なものということではありません。 プロバイダ、オプション機器メーカー、サポート会社といろいろあります。下記URLリンクはは参考です。

訪問サポートサービスを利用する場合は料金とサービス内容をよくご確認ください。NTTコミュニケーションズでは自社ユーザー以外でも受け付けています。また、IDやパスワードを第三者(作業者)に教えることになりますので、業者の選定にも注意を払ってください。接続が確認できたらパスワードは必ず変更してください。

nw11.ネットワークセットアップ