マルチメディアデータは容量が大きく、高速アクセスが必要です。フラッシュメモリーのメモリカードやメモリスティックの大容量低価格化にともないFDドライブとMOドライブの磁気ディスク系メディアはすべて消滅しました。テレビコマーシャルで「フロッピーで、フロッピーで」と連呼された時代もありましたが、欧米ではZipなど大容量フロッピーディスクが普及しましたが、日本ではMOが普及しました。ただし、MOドライブを標準装備した機種はまれでした。
また、SCSIやIEEE1394などのこれらのディスクにも使われいた高速インターフェイス(当時)もなくなりました。「レガシー・インターフェイス」を参照ください。最近はSSDの低価格化も進んでおりハードディスクドライブも時間の問題と思われます。もしかすると、低価格大容量の記憶装置として生き残るかもしれません。

