hd07.グラフィックス(GPU)

  • GPUとは
  • 3Dグラフィックス
  • CPUとGPU
  • 内部と外部

GPUはかって「グラフィック・アクセラレータ」と呼ばれたグラフィックス処理専用の装置の後継です。初期のものはCPUの負荷を軽減する程度でしたが、現在のものは名称が変わり機能も格段に優れたものになりました。VRAMと連携を取り 3Dグラフィックスなど高度な処理を高速行うことができるようになりました。日常業務ではなくても差し支えありませんが、コンピュータゲームや高解像度の映像を見るときには必要になります。

GPU[Graphics Processing Unit]

「GPU」はGraphics Processing Unit(グラフィックス プロセッシング ユニットの略で、「ジーピーユー」と読みます。リアルタイム画像処理に特化した演算装置(プロセッサ)です。3DCGには必須の機能となります。GPUとは「Graphics Processing Unit」の略称で、パソコンで処理した画像などを画面へ描写するために使われる画像処理装置のパーツのことです。 パソコンに搭載されている装置の中でも、画像描写を専門に扱います。もしGPUが搭載されていなければ、パソコンに画面表示ができません。 ExcelやWordなどのオフィスソフトを使用するような事務処理用途のパソコンであれば、GPUの性能を気にする必要はないかもしれませんが、たとえば、3Dグラフィックスやデータ量の多い映像などを画面に映し出す際には重要なパーツです。

CPUとGPU

パソコンには、似た表現のパーツがあります。中でも「GPU」は、パソコンには必須のパーツでありながら、「CPU」との違いが今ひとつ区別しにくいものです。GPUとCPUは、コンピューター内で処理するデータに違いがあります。 それぞれの名前が指し示すとおり、GPUが画像処理をする役割であるのに対し、CPUはパソコン全体のデータを処理する役割を担います。パソコンで画像を表示する作業では、まずCPUが「画像を表示する」という命令と必要なデータの処理をします。その後、CPUが「画像処理」に関する仕事をGPUへ引き渡すといった流れです。 まとめると、CPUはパソコンを動かす司令塔であり、GPUは、先にもお伝えした通り画像処理を専任する専門家です。

内部装置と外部装置

内部装置としてのGPUは、本体内のマザーボードやCPU内に付加された形式のもので一般の方が意識すことのない装置です。カタログにはこの形式などが掛かれたものがありますが。外部装置としてのGPUは拡張機能としてホードやカード形式で提供されるものです。拡張ボードスロットや拡張カードスロットにセットして使います。通常これのものにはディスプレイへの接続端子が付いています。

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